共有フォルダ全般

Q 他社サーバ設置済み顧客にAlritを設置すると、特定のユーザがAlrit管理フォルダにアクセスできない
A そのユーザが「ネットワークユーザ」であるためと考えられます。ネットワークユーザの利用を止めて、ログインユーザでアクセスするようにして下さい。

Q 共有フォルダのAccessファイルが1人しか開けない
A サーバの参照に使用するアドレスを、IP「¥¥192.168.5.1」ではなくサーバ名「¥¥alrit」にする事で回避可能です。
※ Windowsの仕様上、インターネット上のファイルは同時に操作できる人数に制限があります。 このとき、IPを使用したアクセスは「インターネット」と判断し、サーバ名でのアクセスは、「イントラネット」と判断されるため、サーバ名でアクセスした場合は人数制限が適用されません。

Q ¥¥alritへアクセスしたときに認証ダイアログが表示される
A Alrit-S+、Alrit-M、Alrit-Hの場合に認証ダイアログが表示されます。
ユーザ管理画面にて、対象アカウントのパスワードをWindowsアカウントのパスワードと同じものに変更してください。
※ この認証ダイアログは、ユーザ名が一致するもののパスワードが不一致である場合にのみ表示されます。

Q グループウェアで設定したメールアカウントで大容量メールの送信ができない
A GoogleのGmailなど、グループウェアサーバとAlritの双方から同一のポートで接続できるメールアカウントをグループウェアの個人メールに登録してください。
※ グループウェアサーバと同じ運営会社のメールサーバ等では設定によって「グループウェアから」と「Alritから」で接続可能なポートが異なるためです。

Q Alritの共有フォルダ上のThumbs.dbが削除できない
A エクスプローラ上に対象のThumbs.dbが表示された状態で、フォルダ上部のメニューから以下の設定を行ってください。

【Windows 7 / WindowsVista の場合】
[整理]-[フォルダーと検索のオプション] の[表示]タブから、「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックをつけて適用する。

【Windows XPの場合】
[ツール]-[フォルダオプション] の [表示]タブから、「縮小版をキャッシュしない」にチェックをつけて適用する。

Q 権限つきのフォルダにアクセスできなくなってしまう
A 共有フォルダへのアクセスのセッションが残っているために発生する事象です。下記の手順で共有フォルダへ正常にアクセスできるようになります。
  1. クライアントPCにてコマンドプロンプトを開く。
  2. コマンドプロンプトにてnet useコマンドを実行する。
    C:> net use
  3. コマンド実行結果のリモート名に\alritを含むものがある場合は下記コマンドで全て削除する。
    C:> net use /delete \alrit\フォルダ名
  4. 再度net use コマンドを実行し、\alritを含むものがないことを確認する。

Q ログオフせずに共有フォルダに別ユーザでアクセスすることは可能ですか?
A はい、可能です。
まず「権限つきのフォルダにアクセスできなくなってしまう」の項、手順1.~4.を行い、コマンドプロンプトで下記コマンドを実行します。

【XPの場合】
C:>net use \alrit /user:ユーザ名 パスワード

【Vista以降の場合】
C:>net use \alrit パスワード /user:ユーザ名

Q WindowsとAlritのユーザ名が一致しない状態でも共有フォルダ機能は利用できますか?
A はい、利用可能です。
その場合、Alritの共有フォルダにアクセスした時に認証ダイアログが表示されますので、Alritのアカウントを入力することで利用が可能となります。

Q フォルダの書き込み権限があるのにファイルの上書きができない
A ファイルが配置されたフォルダの権限を再度設定してください。
※ 新規に配置されたファイルは作成者に所有権が残っているため、そのままファイルを移動するとフォルダの書き込みができなくなることがあります。フォルダの権限を更新する事で、現在のフォルダの権限が正しく反映されます。

Q 新規Alritへの共有フォルダ復元時にユーザ権限が不適切に割り振られる
A 共有フォルダのバックアップ機能にはユーザ権限のバックアップが含まれますが、DB上のユーザ情報自体のバックアップは行われません。
そのため、旧Alritと新規Alritのユーザの登録状況(登録順序)に差異がある場合は、復元されたユーザ権限に不整合が発生します。
バックアップデータを別のAlritに復元する際には、復元後に共有フォルダ管理機能からユーザ権限を設定しなおしてください。

Q 使用されていないExcelファイルを開いた場合に排他メッセージが表示される
A 事象はMicrosoftOfficeの不具合です。
  1. 「Excel_942146.reg」ファイルをダウンロードしてください。 以下リンクをマウスで右クリックして、「対象をファイルに保存」を選択してください。
    Excel_942146.reg ファイル
  2. ダウンロードした「Excel_942146.reg」ファイルをダブルクリックしてください。
  3. 対話型ダイアログが表示されますので内容にそって進めてください。
修正箇所1
キー:HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\ {993BE281-6695-4BA5-8A2A-7AACBFAAB69E}
名前: EnableShareDenyNone
種類: REG_DWORD
値: 1

修正箇所2
キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\ {993BE281-6695-4BA5-8A2A-7AACBFAAB69E}
名前: EnableShareDenyNone
種類: REG_DWORD
値: 1

上記方法で改善されない場合は以下を試してください。
  1. 現地調整-システム設定(個別)-共有フォルダ設定管理を開く。
  2. ファイルオープン設定のkernel oplocks無効オプションを有効にする。

Q Android端末でスマホ用サイトからファイルがダウンロードできない
A Android標準ブラウザでは安全性の高いファイルダウンロードができません。
自己証明書を利用している場合、SSLが必要なサイトでは証明書を受け入れることで閲覧などが可能になります。
Android標準ブラウザでは、ファイルをダウンロードする際はダウンロードマネージャが起動しても、ブラウザで許可した証明書であることの情報が引き継がれません。そのため、サーバとの暗号化処理が正常にできずリトライ状態が続きダウンロードが終わりません。

以下の推奨ブラウザをご利用ください。
Firefox/Opera/Mobileブラウザ