クライアント管理

Q クライアント管理のデバイス制限は、クライアントから直接解除可能ですか?
A Windowsのレジストリ情報などを変更することで解除は可能ですが、ある程度の知識が必要になります。Alrit経由での操作を推奨します。

Q 電源管理のリモートONを実行しても対象のPCが起動しない
A リモートONを有効にする場合、クライアントPCのBIOS画面から「WakeOnLAN」を有効にする必要があります。
※マシンによって、設定項目名が若干異なります。例:「Wakeup On LAN」「Remote Wake Up」等

また、リモートONを有効にするにはそのPCが「WakeOnLAN」の規格に対応している必要が有ります。以下を確認してください。
  • クライアントPCにインストールされたOSが、クライアントマシンの推奨OSと同一であるか。
    ⇒ 別のOSがインストールされている場合、WakeOnLAN機能が働かないことがあります。
  • PCの電源ユニットが古い場合、WakeOnLAN機能が働かないことがあります。
    ※ 電源ユニットのバージョンがATX2.01以上であれば問題ありませんが、確認するためにはクライアントPCのケースを開け、目視で確認する必要があります。 (電源部の「+5VSB」と書かれた箇所で0.72A(WakeOnLANに必要な待機電力)以上が必要です)
なお Windows8では「高速スタートアップ機能」が有効の場合、電源OFF時にスリープ状態となりリモートONが機能しません。
※ Windows 8 の「高速スタートアップ」は、コントロール パネル > すべてのコントロール パネル項目 > 電源オプション > 電源ボタンの動作の選択 > シャットダウンの設定 > 高速スタートアップを有効にする(推奨) のチェックを外すことで解除できます。

Q LAN線が接続されているのにリモートON/OFF画面で「確認不可」と表示される
A 【Vista、7、8の場合】
コントロールパネル-管理ツール-セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール画面から「受信の規則」を選択し、Alritと接続しているネットワークのプロファイルの「ファイルとプリンターの共有(エコー要求-ICMPv*受信)」※(v4とv6)を右クリックし「規則の有効化」を選択する。

Q デバイス制御で利用不可にしてもフロッピーディスクやCDが使用できてしまう
A 【外付けのフロッピーディスクドライブやCD/DVDドライブの場合】
デバイス制御の設定が反映される前に接続され、既にドライバがインストールされた状態だとリムーバブル記憶クラスとして認識され、利用不可の設定でも使用出来てしまいます。既にインストール済みのデバイスを制御するためには、一旦ドライバを削除して頂く必要があります。

【XPの場合】
コントロールパネル-管理ツール-コンピュータの管理-デバイスマネージャから対象デバイスのドライバを右クリックし、メニューから削除

【Vista、7、8の場合】※コントロールパネルの表示方法がカテゴリの場合
コントロールパネル-ハードウェアとサウンド-デバイスマネージャから対象デバイスのドライバを右クリックし、メニューから削除

※対象デバイスのドライバは一度抜き差しすることで、判別が可能です。(一度表示が消え、再表示されます。)